小説「風が強く吹いている」あらすじと感想。おすすめポイント!

「風が強く吹いている」見出し 小説
「風が強く吹いている」あらすじ

 箱根駅伝を走りたいと思っていた灰二が、天才ランナー走と出会って動き出す。
二人は無謀にも、陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑むのでした。
「駅伝」とは?走るってどういうことなのか?
走ること=生きること、十人の個性あふれるメンバーが、夢中で突き進んでいきます。
自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく…。
風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」!
これぞ青春!を感じる小説です。

「風が強く吹いている」の作品情報

タイトル情報

タイトル:「風が強く吹いている」
著者: 三浦しをん
出版社: 新潮社
発売日:2006/09/22
ISBN:9784104541041

こちらは、単行本ですが、文庫本もすでに販売されています。

メディア展開

アニメや舞台に色々と展開した話題作です。

アニメは原作と異なる部分もあり、オリジナルでも楽しめますよ。

・舞台化:舞台「風が強く吹いている」(2021年6月公演)
・テレビ化:TVアニメ「風が強く吹いている」(2018年10月放映)
・映画化:風が強く吹いている(2009年10月ロードショー)
・舞台化:アトリエ・ダンカンプロデュース『風が強く吹いている』(2009年1月公演)

「風が強く吹いている」感想・おすすめポイント

これぞ青春小説!

青春小説が読みたい方にはおすすめの本です!

青竹荘のメンバー10人の出会い、伸び悩んだタイム、怒涛の練習光景が目に浮かぶようです。

主人公・灰二と走の関係にはジーンとくるものがありました。

もう後半は、手に汗握る展開です。

繋ぐのは襷だけではなく、仲間との絆であり想い!

今までなんとなくみていた箱根駅伝を熱く応援したくなくります!

「速く」ではなく「強く」、風を切って走り抜く彼らを見守りたい!

個性豊かなキャラクターたち!

10人のそれぞれのキャラクターの個性が光っています。

いろんな思いを抱える選手たちが、苦悩する姿もきらめていて。

まだ若く、青い彼らの未来が美しいものでありますように。

選手たちの、特に走と灰二の純粋で熱い気持ち、人への愛がみちあふれる作品でした。

おわりに

私自身が大学生の時に、三浦しをんさんにハマった作品をご紹介しました。

青春を思い出しますね!

熱いスポコン作品が好きな方にはぜひおすすめします!

コメント

  1. シロ より:

    私もこの小説、好きです。
    小説を読んだ後、アニメも映画も見ちゃいました。
    同じ陸上ものの、佐藤多佳子「一瞬の風になれ」も好きです。
    どちらの作品もスポーツを絡めながらも、この世代のいろんな思いが感じられていいのですよね。

    • 喜木凛 喜木凛 より:

      シロさん
      わざわざコメントありがとうございます^^
      「一瞬の風になれ」私も好きです!!
      青春を感じますよね~。

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